バランス感覚

よく「バランス感覚が大事」という言葉を聞きます。どうすればバランス感覚が鍛えられるか、なんとなく分かりかけてきました。まずは、視点を高くすることです。って抽象的ですね。一番関心があり、普段からやっている事を一時やめることも、これに相当します。ちょっと離れるわけです。すると、その関心事の周りの見えてくるわけです。つまり、視野が広がる。そう、視野が広がればいろいろな気付きが生まれるのです。一つのことしか知らなければ、選択の余地はありませんが、複数の事を知って初めて選択できるのです。バランスが取れるようになるのです。
プログラミング言語であれば、Javaしか知らないのであれば、C#も勉強してみるとよいでしょう。オブジェクト指向言語だけではなく、関数型言語や、手続き型言語も勉強してみるとよいでしょう。ソフトウェア開発であれば、プログラミングだけではなく、データベース設計がなんなのか調べるのもよいでしょう。開発であれば、ソフトウェア開発だけではなく、製造業の製品開発がどのように行われているか調べるのもよいでしょう。お金を稼ぐのであれば、ソフトウェアを開発して賃金をもらうのではなく、飛び込みセールスで浄水器を売るのもありかもしれません。
それなりにバランス感覚があると思う人は、このような事をしているのではないでしょうか。
学校を休学して、伝道師をしていた人もいます。
会社を辞めて、アルバイトをしながら大学院で社会学を勉強している人もいます。
バランス感覚を鍛えるために、一度手を止めてみてはどうでしょうか。