水玉本

ソフトウエア開発に役立つマインドマップ
著者の平鍋さん本人から献本していただきました。すでに、サイン入りでした。ありがとうございました。
中身はマインドマップの解説から始まり、具体的にソフトウェア開発の現場でどのように使えばよいかという、ガイドライン的なものです。IT関連の人でマインドマップに興味を持った人が読むにはちょうど良いと思います。押し付けがましくないのが好印象で、読みやすいです。
やわらかい文法のマインドマップと、かたい文法のUMLの使い分け方などについてバランスよく書かれています。この本では、ソフトウェア開発の要求周りについてのマインドマップの活用方法が主ですが、最近はさわらさんを中心としてソフトウェアテストの分野でのマインドマップの活用方法が研究されていますので、今後はそのあたりと絡むととても面白そうです。