気づき力

今回のイベントで多くに様々な気づきを持ち帰っていただいた。
アンケートには「期待とは違う、多くの気づきをもらった」というコメントが目立った。私には、この手のコメントをしていただくのがとてもうれしい。
まず「期待とは違う」ということは、何かしらの目的を持って参加してくださっていることが分かる。
そして「多くの気づきをもらった」ということは、このイベントの中で何かしら学んでいることが分かる。しかし、気づきというのは与えようとして与えられるようなものではなく、自らが気づこうとしなければならないものだと思っている。積極性が重要なのである。そして、その気づきの量は、本人の気づき力なるものに左右されると考えている。この気づき力は観察力+感受性によって左右されるものだと思う。ただ、ぽーっと待っていてもそこに気づきは無いだろう。積極的に観察し、その観察したことを解釈することで、気づきが得られるはずである。
話を元に戻すと、このようなコメントが多いということは、それだけ気づき力を持った方に参加してもらっている。だから、イベントがあれだけ盛り上がるのだと思っている。私の師匠である本間先生の言葉に「場は参加者が作る」というものがある。まさに、この言葉の意味を体感することができた。