「ファッションと実践」関 将俊 氏
今回は、関さんの実践をモデル化して、そのモデルを紹介してくれるという内容でした。
前半は、これまで各所で発表してきた内容を、まとめて一気に紹介してくれるという濃いものでした。
方法論のインストールという言い回しがお気に入りです。
あれから一週間[oblove2010summer]
早いもので、オブラブの夏イベントが終わってから1週間が経ちました。http://d.hatena.ne.jp/objectclub/20100721/1279678762
今回のイベントで、関さん、本間さんを紹介できてうれしいです。
改めて、この二人のすごさに感動しました。
どちらも、一方的に師匠と思っている人で、私の考え方に多大な影響を与えています。このような方をお招きできて本当に光栄です。
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今年もオブジェクト倶楽部の夏イベントを開催します。
ここ最近の夏イベントの方針は、敷居を低くするです。
新入社員研修が終わったばかりの新人でも来てくれれば、何かしらの気づきを持ち帰れますし、ディープな方はディープな方たち同士で語れるような方針でセッションを準備しています。
オブジェクト倶楽部と聞くと、内容が難しいと思われる方がいるようですが、夏イベントに関してはそれまでのことはありません。
作る物に関する技術と、作る人に関する技術の両方をバランスよく混ぜています。
■セッション概要■
[基調講演]
『ファッションと実践』
関将俊氏
「那須のKent Beck」とも称される関氏の鋭い視点で、ソフトウェア開発の
現状を語っていただきます。
関氏は、長期間にわたるアジャイル開発の経験を持つ上に、dRuby、ERBの作者
でもあり、マネージャや、プログラマなど、多くの立場や視点でソフトウェア
開発を見てきています。[わくわくワークショップトラック]
『ワークショップの作り方』
本間直人氏
現場を元気にするための20分程度のミニワークショップが体験できます。
さらにミニワークショップを持ち帰って、自分でもワークショップが
できるように、ワークショップの作り方、進め方を学びます。
ファシリテーションに興味がある人にもオススメ。[すくすくスクラムトラック]
『スクラム入門〜やさしいスクラムの組み方〜』
今村哲也氏、川口恭伸氏、林栄一氏
アジャイル開発手法の一つであるスクラムを、認定スクラムマスターが
ファシリテートするワークショップで体感できます。[ぴちぴち若人トラック]
10分〜30分の短い講演を行います。
『コーディングの基礎知識 出張版』赤松祐希氏
『朝会ファシリテーターをやってみたよ』加納優気
『自分紹介と今熱いこと(仮)』角掛拓未
『モデル駆動開発におけるモデル変換への挑戦』伊藤邦彦
『Good Software』森田秀幸
『究極と至高、あれから1年(仮)』高橋健一
『不自然なcar/ナチュラルにconsして』えむ氏
『オブラブの中の人と仕事してみて... その後(仮)』nsgc氏
『えっ、なにそれこわい(仮)』kei_s氏
『self.hack!』大和田純氏[ライトニングトークス]
5分1本勝負。5分間という短い時間に凝縮した、濃厚なプレゼンを
お届けします。(一般公募)■開催概要■
日 時: 2010年7月16日(金)
10:00〜18:00
懇親会:18:30〜20:30場 所: 国立オリンピック記念青少年総合センター
http://nyc.niye.go.jp/参加費: 3,000円(懇親会は別途5,000円)
申込み: http://ObjectClub.jp/event/2010summer/
主 催: オブジェクト倶楽部
http://ObjectClub.jp株式会社永和システムマネジメント
http://www.esm.co.jp/協 賛: 株式会社オーム社
http://www.ohmsha.co.jp/株式会社オライリー・ジャパン
http://www.oreilly.co.jp/株式会社技術評論社
http://www.gihyo.co.jp/株式会社翔泳社
http://www.shoeisha.co.jp/ソフトバンク クリエイティブ株式会社
http://www.sbcr.jp/株式会社日経BP
http://www.nikkeibp.co.jp/(五十音順)
オブラブ夏イベントいよいよ今週末です
久々にこのブログを更新します。なんと、1年ぶりです。
HELP ME!
(id:objectclub)
オブラブ夏イベント2009で行うHELP ME!の素振りに参加してきました。
このワークショップの企画を担当しているid:kompiroをはじめ、KKDさん、id:nawoto さん、htkymtksさん、そして私の5人で、にぎやかな素振りとなりました。
最初、 id:kompiro さんが考えている進行を聞き、それをもとに4人で進めるのですが、30台の我々は、その進行にいちゃもん改善提案を行っていきます。ものすごい勢いで、進行が変わっていき、最後はもとの原型がかろうじて残っているぐらいになっていました。
HELP ME! では、参加者のそれぞれの悩みを出し、それを第三者が解決or一緒に悩むというコンセプトです。実際に、この素振りの中でも、参加している人の本当の悩みを出してみました。当然私も本音モード全開です。
で、感想ですが。このワークショップの効果は強力です。
本音モードの私の悩みを、他の人がズバッと斬ってくれました。信じられないぐらいの効果がありました。自分が箱を作ってそこに閉じこもっていたのかがはっきりと感じられました。
また id:nawoto さんの悩みも同世代の私と似通っていて、すっかり共感してしまいました。この悩みは私も持っていて解決できていなかったのですが、それをKKDさんがまたもやズバッと斬ってくれました。
素振りであることも忘れ、id:kompiro さんそっちのけで盛り上がる30代男性たち。終わるころには、握手をしていました。
今回は、中の人での素振りだったので盛り上がったのかもしれませんが、効果は強力です。ぜひ皆さん参加してください。私も、このワークショップに参加して、自分の悩みと喜びを分かち合いたいです。
「レクリエーションゲームに学ぶチームビルディング」
オブラブ夏イベント2009でボクが担当するワークショップ「レクリエーションゲームに学ぶチームビルディング」を紹介します。
小学校のころに「レクリエーションゲーム」ってやりませんでしたか?
「ハンカチ落とし」「連想ゲーム」などなど。これって、参加した人達が楽しむというのが目的ですが、実はその裏では仲良くさせるために、もろもろの大人の事情ってやつが渦巻いていたりするのです。ゲームですので、当然のごとくルールがあります。この「決められたルール」というのがレクリエーションゲームのミソです。ルールに従って、ゴールを目指す中で、さまざまな教育的な気づきを得られるように仕組まれているのです。そして、この気づきを通して、集団行動が行えるようになっていくわけです。
このルールというのは、チームで仕事をしていく為に必要な要素だとボクは思うわけです。だからといって、いきなり職場で「ハンカチ落としやりましょう」と言い出しても、誰も見向きをしてくれないこと必須です。
今回のワークショップでは、このレクリエーションゲームを実際に体験し、それぞれのゲームのに仕組まれたルールを紐解いていって、そこから大人としての気づきを得て、自分の職場でどのように活用するかをディスカッションします。レクリエーションゲームは、企業研修で使われているものや学校教育で使われているものを3つ用意しています。それぞれ、狙いが違いますので、ディスカッションの幅が広がることでしょう。
最後に、よく寄せられる質問にお答えします。
Q.ハンカチ落としはやりますか?
A.今回はやりません。
Q.何か必要な持ち物はありますか?
A.筆記用具をお持ちください。
Q.体操服と上履きは必要ですか?
A.特に激しい運動はしません。が、動きやすい服装がおすすめです。
ハイヒールは、避けたほうが無難です。
Q.教えてもらったゲームを、職場で試すのにライセンス代は必要ですか?
A.いりません。ぜひ、どんどん皆様の職場で広めてください。