ソフトウェア開発の生産性

まぁ、測れるに越したことはありませんが、なかなか測るのは難しいですね。そもそも、生産性とはなんぞやというのも疑問であります。
最近気づいたのですが、生産性には大きく分けて2種類あるということです。一つは、あるプロダクトを作ることに関する生産性(短期的生産性としましょう)、もう一つはあるプロダクトのバージョンアップも含め、ライフサイクル全体に関する生産性(長期的生産性)です。長期的生産性とは、保守性とも言われますよね。これまでは、前者の短期的生産性ばかりが問題になっていましたが、保守にかかる工数などを考えると、やはり長期的生産性に目を向けなくてはならないと思います。で、この長期的生産性を測定するのはとっても難しい。まず、期間が長く、ほとんどの場合、断続的に発生するということ、そして担当者が異なる場合が多い。こんな条件で、測定するとなると、いろんな条件を正規化するなどの対策をしなくてはならない。そんなことを考えると、気が遠くなりそうです。指標を考えているうちに、プロジェクトが終わっちゃいますって。って、保守まで含めたプロジェクトなんてほとんど考えられないしね。
うー、参った。
って、ことで生産性は測りたくないんじゃなくて、測れないんです。
って、誰に言ってるんだろう。